ワッシャー加工とは洗いっぱなしのようなシワが特徴的な技術を施す加工のことを指します。ナチュラルな風合いなので、くしゃっとしていてもアイロンをかけずに着られてとっても便利。本記事ではワッシャー加工されたシャツやブラウスなどのトップスをはじめ、ズボンやスカートなどのボトムスとの合わせ方についても紹介します。
ワッシャー加工とはこなれアイテムを作れる技術
ワッシャー加工とはあえて生地に洗濯機から出したばかりのような、自然なシワ感を出す技術のこと。特に綿や麻などの天然素材に多く用いられる手法で、くしゃっとしたした風合いはナチュラルでこなれた印象を与えてくれます。
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ワッシャーは英語で洗濯機を指す
ワッシャーは英語でwasherと書き、洗濯機のことです。業務用の染色用洗浄機に投入し、水や薬品などを入れて回転させながら洗うため、ワッシャーと呼ばれています。
デニムでは一般的なワッシャー加工
着るほどに味が出るデニムには、ワッシャー加工が施されていることが一般的です。ワンウォッシュやサンドウォッシュなどの名前がある通り中古感が演出できるだけでなく、硬めの素材のデニムを着やすくしてくれる役割も担っています。
ワッシャー加工のメリットとデメリット
ワッシャー加工には元々のシワ感があるおかげで、畳んだときのシワが気にならず、アイロンをかける必要がありません。唯一無二の自然なシワを生かせる点がポイントです。
一方で、TPOをわきまえる必要があり、オフィシャルなシーンでは向かない素材です。ワッシャー加工のアイテムはカジュアル向きのため、大切な日やビジネスシーンにはあまりおすすめできないです。
ワッシャー加工アイテムのおすすめメンズコーデ
オーガニックコットンが原料のワッシャー加工が施されたシャツ。生地表面の細かな凹凸が特徴で、独特なシャリ感と肌ばなれの良い素材です。
ゆったりとしたサイズ感のシャツはリラックス感があり、肌当たりの良い着心地を味わえるはず。センタープレスがついた白いワイドパンツと合わせたコーデは、清楚な印象を与えてくれます。
チェック柄のワッシャーシャツ
カーディガンジャケットもワッシャー加工でこなれ感
綿麻チェック起毛のワッシャー素材で、濃淡のある色合いが特徴的なカーディガンジャケット。生地の表面に起毛がかかっており、肌触りの良さと保温性を兼ね備えたアイテムです。
ゆったりめのカーディガンでシャツの上に羽織るだけで落ち着いた印象に仕上がります。同じワッシャー素材のボトムスとも相性が良いですし、デニム風のボトムスと合わせるのもおすすめです。
ワッシャー素材のボトムスでリラックス感
テーパードシルエットのボトムスなので、すっきりとした見た目です。ワイドですが気合わせがしやすく、トップス選びにも困りません。
ワッシャー加工アイテムのおすすめレディースコーデ
オーガニックコットンを使った、ワッシャー加工のブラウスは柔らかい肌材わりが特徴的。胸元の切り替えギャザーがアクセントで、裾にかけてふんわりと広がるシルエットに仕上げています。衿は堅くならないスタンドカラーで仕立ており、顔回りをすっきりと見せてくれます。
スタイリッシュなボトムスと合わせてオフィス感を演出したり、ゆったりとしているのでインナーにタートルネックを合わせたりすることもできます。
ワッシャー加工のベストで落ち着いた雰囲気に
毛七(ケシチ)というコットンウールを使用した先染素材で、ナチュラルな雰囲気が漂うざっくり仕上げたベスト。起毛とワッシャー加工によるふくらみのある風合いが特徴的で、やや厚めなので肌寒い時期にぴったりのアイテムです。
オーバーなサイズなのでレイヤードに万能で、シャツの上に重ねたコーデでワンランク上のおしゃれな雰囲気に仕上がります。
フードベストはアクティブシーンにおすすめ
綿/麻ウェザーに細かいシワを施した、コットンリネンミクロワッシャーを使用したフードベスト。リネンならではのナチュラルな肌触りで、軽くて程よいハリ感も特徴的でアウトドアのシーンにピッタリです。
前びらきデザインのため、カットそーやシャツの上に羽織ってコーディネートの幅を広げてくれます。
ワッシャー素材のオールインワンコーデ
女性らしい印象のワッシャー加工タックスカート
ワッシャー加工のアイテムは楽チンでおしゃれ
ワッシャー加工は他の素材にはあまりない、独特なしわが特徴的なアイテムです。元々しわがついているので、都度アイロンをかける必要がなくワッシャー素材ならではの雰囲気を楽しめます。quadroにはワッシャー加工のカジュアルな商品が揃っているので、ぜひチェックしてみてください。