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服の断捨離で何を残す?枚数の基準やコツを徹底解説

服をどのように断捨離したら良いのかわからない!そんな方にぜひ読んでほしい、手放す方法と断捨離のメリットを紹介していきます。何を捨てて何を残すかを決めて服を整理することで、クローゼットがキレイになるだけでなく心の整理にもつながるはず。ぜひ年末の大掃除や衣替えの際に参考にしてみてください。

服の断捨離をするメリット4つ

物を最小限に留めて快適に過ごす方、通称 “ミニマリスト”という言葉も聞かれるほど、シンプルな生き方に憧れたり実現しようとしたりする方が増えてきています。中でも洋服の断捨離はミニマリストさんに近づく方法の1つ。

年末の大掃除のタイミングや、春秋の衣替えの時期などにぜひ一度見直してみてはいかがでしょうか?まずは服を断捨離するメリットについて紹介していきます。

1. 服の整理は心の整理にも繋がる

毎朝クローゼットを開けてものの多さにうんざりしたり、整理しなきゃといつも頭のどこかで考えてしまったり…。洋服は日常から切っては切り離せない存在だからこそ、ネガティブな印象は心にも影響を及ぼしてしまいます。

そこで服を断捨離して不要なものをなくすことで、自ずと整理をする時間が短くなります。さらに、掃除の手間も省けて心がすっきりとして、場合によっては「運気が上がった!」と感じる方もいるみたいです。

2. 服選びに疲れなくなる

クローゼットに服がたくさんあるとコーディネートの選択肢が広がります。それが”服を楽しむこと”である反面、何を着たら良いか迷ってしまうネガティブな要素の1つになることも…。温度や気候、TPO、気分など、その日の服装を決める軸は様々あり、毎日何にしようか悶々と迷っているのは時間の無駄ともいえます。毎朝のちょっとした時間の積み重ねも、長いスパンで見ればかなりの時間を服選びに割いているかもしれません。

3. 毎日自分の好きな服を着られる

断捨離をして厳選した服のみを着られるので、自然と毎日お気に入りのコーデでお出かけができます。服がたくさんあるとやはり好きな服に順位が生まれてしまい、一軍、二軍、三軍と分かれてきてしまいます。”着ないともったい無い気がするから “と、二軍、三軍の服を着るよりも、毎日一軍のファッションで過ごす方が自分なりのおしゃれを楽しめます。

4. 新しい服の好みに出会える

服を断捨離すると本当に好きな服が見つけやすくなるのも大きなポイント。例えばこれまでゆったりとしたものが好きと思っていたものの、意外とフィットするものが好みだったり、柄物よりもモノトーン、スカートよりもズボンが好きだったり新しい自分の好みに出会えるかもしれません。色々な服があることで自分の軸が定まっていなかった方も、クローゼットをスッキリさせることで違った服のジャンルに挑戦できるはず。

断捨離で服を何枚残す?

それでは実生活において服は何枚あれば良いのでしょうか?1週間分のトップスとボトムス1着ずつがあれば基本的に1シーズンは過ごせます。そこでそれぞれの季節に当てはめていくと、2着【トップス1着+ボトムス1着】×7日間【1週間】×4【シーズン】=56。つまり、1年間で56着があれば難なく過ごしていけます。

これに加えて靴下やインナー、寒い時期にはアウターやコートなども必要です。ただ、うまく着こなせる方はボトムスは1週間に2〜3枚程度、トップスは1週間に4枚程度におさえても8〜12通りの着回しができます。つまり1シーズン6〜7着ほどで過ごせるので、1年換算しても6〜7着×4で最低24枚あれば1年を過ごせる計算になります。

服の断捨離対象を後悔なく見極めるコツ

これまで愛用していた服を断捨離するのはやはり勇気がいるもの。しかしいつまでもクローゼットに入れておくのもナンセンスです。そこで服の断捨離対象となる”◯◯だから捨てない”という服を紹介していきます。

1.”高いブランドの服”は断捨離

高級ブランドの服はなかなか捨てにくいですが、いつまでも残しておくのはクローゼットの邪魔ですし、ブランドの価値は廃れていくこともあります。そして頻繁に着ている服は、全てがブランドものという方は多くないはずです。着やすさや着心地の良さを考慮して、服を選別してみください

2. “いつか着る服”は断捨離対象

痩せたら着る、特別な日に着る、など”いつか着る”という服はクローゼットの中に潜んでいませんか?基本的に直近1年身につけていないものは断捨離対象。この時にしか着られないというものは、その条件が整わないと着ないのでなくても過ごしていけるものです。特別な日に着たいものはレンタルできることもあるので、買うか借りるかを選んでみるのも策ですよ。

3.”思い出があるけど着ない服”は断捨離対象

大切な人からもらったり、思い出が詰まったりしている服もなかなか手放せないですよね。しかし着用目的ではなく鑑賞目的になっている服はこの際潔く断捨離しましょう!そうすることで心がスッキリするだけでなく、新しい服に思い出を吹き込めるかもしれません。

断捨離した服は売るか捨てるか?

服を断捨離して仕分けをしたあとの行き先は大きく分けて売る・譲る・捨てるの3択です。それぞれの方法について紹介していきます。

1.断捨離した服を売る

せっかく大切に着ていた服は、メルカリやラクマなどのフリマサイトやリサイクルショップに出すとお金になって返ってくることがあります。サイトへの登録や買ってくれる方とのやり取りは必要になりますが、デジタル社会の中でフリマ市場はどんどん盛えているので、この手を使うのはおすすめです。

2.断捨離した服を譲る

親戚や友達にあげるのはもちろんですが、ユニクロやGU、urbanreserchなどでリサイクルサービスを行なっています。他にも各自治体での回収ボックスで服を譲るのも1つの手です。

3. 断捨離した服を捨てる

お気に入りの服を処分するのは勿体無い気がしますが、大切に着た服としっかり訣別することも重要。アウターやボトムスなどは古着屋さんでもよく目にしますが、肌に直接触れる服は売ったりあげたりできない場合もあります。そのような時は感謝しつつ捨てる決意をするのも必要です。

服を断捨離して心もクローゼットもスッキリ

今回は服を断捨離するメリットやコツ、捨て方などを紹介しました。物がありふれてしまっていると整理整頓をするのが難しく、クローゼットの奥深くに眠っていたまま全然着ていないなんていう服が増えてきてしまいます。断捨離することでクローゼットがスッキリするだけでなく、お気に入りの一軍の服を毎日着られるので、心も晴れやかになるはず。ぜひみなさんも大掃除や衣替えのタイミングで断捨離に挑戦してみてください。

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