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残暑コーデで夏と秋の間を乗り越える!難しい季節のおしゃれテク

夏と秋の間の8月末から9月にかけては、30℃を超える日もあれば肌寒く感じる日もあります。そんな残暑の季節はコーデを組むのが難しい…。残暑といわれる期間は非常に短いので、夏にも秋にも使えるコーデで乗り切るのがおすすめです。今回はそんな何を着たら良いかわからない時期をおしゃれに過ごすコツをご紹介します。

残暑コーデの選び方

夏から秋にかけての残暑の季節はコーデを組むのが難しい一方で、この時期ならではのおしゃれができるのもメリットです。残暑コーデのコツは大きく分けて「色」「素材」「小物使い」の3点。

1.秋っぽさも垣間見える色選び

暑さが残る季節でも9月に入るとそろそろ秋も見えてきます。30℃を超える日もあるので爽やかな夏服を着たいところですが、季節感を取り入れるなら秋色のものを選ぶのがおしゃれです。

秋色は主に深緑やボルドー、マスタードカラーなど深みのある色をさします。上下共に秋色を持ってくるとおもたさがあるので、どちらか1つに取り入れるのがおすすめ。

またくすみカラーもトレンドの1つ。夏は清涼感のある白い服を着ていた方も少し淡めのくすみカラーを入れるだけで、秋感はもちろん上質で大人っぽさを演出できます。

2.素材は夏らしい涼しいものを活用

残暑は昼と夜とで温度差が大きく、秋の素材をベースにしていると暑さに堪えてしまう方も多いはず。そのため吸水性や速乾性に優れた、コットンやリネンなどの素材を選ぶのが鍵です。通気性が良いため着心地が良く、残暑が厳しい日でも涼しく過ごせます。

他にも夏の定番ノースリーブや透け感シャツでありながらも、1つ目に紹介した色で秋感を見せることで旬な残暑コーデの完成。もちろんボトムスやスカートに合わせるのも策の1つです。

残暑を抜けて肌寒くなる秋に近づいてくると夏らしい素材では寒いこともあるかと思うので、朝夜の気温の変化に対応するためブルゾンやトレンチコートを徐々に取り入れる準備をしていきましょう。

3.小物で秋らしさを演出する

小物から攻めるのも残暑コーデのポイント。秋から冬でも使える柄や素材の、バッグやシューズ、アクセサリーなどの小物を取り入れてみてはいかがでしょうか?夏にはサンダルで出かけることも多かったと思いますが、秋にかけてはサンダルを卒業してローファーやスニーカー、ショートブーツなどにシフトチェンジすると良いでしょう。

9月の上旬・中旬・下旬の気温は?

残暑による温度の変化が激しい9月。1ヶ月の中でも上旬と中旬、下旬にかけて最低気温と最高気温が大きく変動する時期です。参考程度ですが2021年9月の東京と愛知、大阪、福岡の平均気温をご紹介します。(・<上旬or中旬or下旬>:(9月の最高気温平均値)、(9月の最低気温平均値))

【東京】2021年9月の平均気温

・上旬:23.7℃、18.4℃
・中旬:27.7℃、20.2℃
・下旬:27.2℃、19.3℃

【名古屋】2021年9月の平均気温

・上旬:28.6℃、(日最低)22.0℃
・中旬:28.2℃、21.6℃
・下旬:28.2℃、19.8℃

【大阪】2021年9月の平均気温

・上旬:29.1℃、22.3℃
・中旬:28.0℃、22.0℃
・下旬:29.0℃、21.4℃

【福岡】2021年9月の平均気温

・上旬:30.4℃、24.0℃
・中旬:28.6℃、24.4℃
・下旬:30.5℃、27.7℃

※出典:「気象庁」公式HP「過去の気象データ検索」

服装の調整が難しい9月は、上旬から下旬にかけて必ずしも平均気温が下がってくるのではありません。中旬に入って暑さが抑えられたと思ったら、また下旬になって30℃を超える日も多々あります。さらに最低気温の平均が17℃台にまで下がる時もあり、気温の変化が非常に激しい季節です。

残暑コーデに取り入れたいアイテム

大きなフラップポケットが特徴的な「40/2CM天竺7分袖ポケ付VP/O」に、ワークディティールのある「バックサテンアシンメトリックベイカー」を合わせたコーデ。どちらも秋カラーを展開しています。

「40/2CM天竺ヘンリーネックP/O」にデニムパンツ、レザーシューズを合わせたカジュアル上品コーデ。シャツは薄手でオールシーズン着られるような素材と、飽きのこないシンプルなデザインが魅力です。

少し肌寒くなってきた時に重宝するのが「30/10セントラルタンブラー起毛ベスト」です。暑さが残る日は半袖Tシャツを合わせてもおしゃれに着られます。

秋本番にはチェック柄の「40/1ブリティッシュチェックレギュラーシャツ」がおすすめ。バッグや小物をアレンジするだけで、オンオフどちらでも着こなせます。

日中と朝夜の温度差に対応できるよう、カーディガンは残暑コーデの必需品。「1/17ピマデニム天竺グラデーションVカーディガン」はサラッと羽織れるアイテムで、綿100%でシワになりにくいため簡単にケアができます。少しエスニックテイストな見た目もポイントです。

何を着たらいいかわからない残暑に備えよう

今回は残暑コーデの作り方やおすすめのアイテムをご紹介しました。夏から秋は何が正解コーデなのかわからなくなってしまうほど、気温の変化や環境が変わりやすい時期です。一方でその時期ならではのコーデを楽しむ機会でもあります。ぜひ夏と秋の絶妙な期間をファッションから楽しんでいきましょう。

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