ワントーンコーデとは全身を同じような色でまとめる組み合わせ方のことです。一見地味な雰囲気に見られがちですが、コツを掴むことでこなれ感が格段にUP!今回はメンズのワントーンコーデのメリットや、作り方のポイントについてご紹介します。
ワントーンコーデとは?
ワントーンコーデとは、ワン(One)=1種類+トーン(Tone)=色調を意味しており、同系色の洋服で全身をまとめることです。1種類の色と聞くと1色しか使ってはいけないのかと思われがちですが、全体的に統一感があったり、同じ色のトーンでまとめられていたりするものもワントーンコーデと呼ばれています。
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ワントーンコーデのメリット
ワントーンコーデのメリットは、こなれ感を出せることです。例えば白シャツを着るとき、デニムやカラーパンツと合わせる方も多いかと思います。白のトップスに白パンツをあえて合わせることは難易度が高く、あえて合わせる方は少ないです。
一方でこのような難しいワントーンコードを着こなすことで、おしゃれでこなれた雰囲気に見せられます。友達と被ることも少なくなり、自分らしさを演出しやすくなるのもポイント。
ワントーンコーデがダサいと思われる理由
ワントーンコーデは正しく着こなせばおしゃれなのですが、ダサいと言われてしまうこともあります。あまり周りがしないからこそ悪目立ちをしてしまったり、のっぺりとした雰囲気に見えてしまったりすることがリスクです。
後ほどワントーンコーデ作りのコツについてご紹介しますが、主張が激しくない色で揃えるようにしましょう。ビビッドカラーのような華やかな色のワントーンコーデは、悪目立ちしてしまうので控えるのが無難です。
メンズワントーンコーデ作りの3つのコツ
ワントーンコーデは難易度が高いと思われがちですが、コツを覚えておくことで今すぐコーデに取り入れられます。まずは3つのポイントを押さえておきましょう。
1. グラデーションコーデや素材で濃淡をつける
ワントーンコーデは先ほど紹介した通り、全て同じ色で合わせることではありません。例えば白と言ってもTシャツの白とデニム素材の白とでは少し見え方が異なったり、茶色は薄い色から濃い色まであったりします。
同系色の中でも色に差をつける、素材の質感や色のグラデーションをつけることで失敗せず、きれいなメンズワントーンコーデになります。
2. 小物でワントーンコーデにメリハリをつける
ワントーンコーデをおしゃれに見せるには、小物の使い方が重要です。靴やバッグなどに、色やトレンドのアクセントを入れることでおしゃれに仕上がります。小物は引き締め効果も期待できるので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。
3. シルエットでメリハリをつける
ワントーンコーデのデメリットとして、重たく見えることが挙げられます。その懸念点に対してはシルエットの強弱で解消しましょう。上下のバランスを整えて、ゆったりめとコンパクトめを組み合わせて全体的に変化をつけるのがおすすめです。
定番はモノトーンカラーのワントーンコーデ
おしゃれ上級者はもちろん、初めてワントーンコーデに挑戦する方も黒やネイビーなどの色でまとめてみましょう。膨張色よりもすらっと着こなせますし、馴染みのある色なので着こなしやすいです。シンプルでありながらも上品な色なので、どのようなシーンでも使いやすいです。
白をベースにしたワントーンコーデ。白のトップスとボトムスを使っていますが、素材が違うのでグラデーション風な見た目に仕上がります。少しベージュの入ったカーディガンを合わせることで、柔らかな印象を与えてくれます。
ワントーンコーデには珍しい濃い色のブラウンですが、イージーパンツとカーディガンで作る力の抜けたセットアップスタイルがこちら。全身ブラウンにするとプライベートシーンでは使いにくい組み合わせになってしまうので、インナーは無地の白Tシャツ、靴は明るめの色で仕上げるのがベターです。
スポーティー感もありながら、トレンドも織り交ぜたワントーンコーデ。黒のタートルネックでシックにまとめていながらも、スニーカーを合わせることで少し遊び心もプラスしています。トップスとボトムス、バラバラに使っても着回しやすいアイテムです。
ワントーンコーデはどうしてものっぺりしがりですが、クセのあるデザインが施されているものを選ぶのもおしゃれ。切り替えシャツや、ポケットのついたボトムスなどを合わせたコーデです。グラデーションコーデのように、同じベージュ系でも明るめのスニーカーを合わせることで、重たさを緩和させてくれます。
メンズワントーンコーデに挑戦
今回はメンズのワントーンコーデをご紹介しました。単に1色をベースに組み合わせるだけでなく、実は奥が深いコーディネートです。シンプルなのでこだわりを持たせることで、自身のユニークさも演出できるのでファッション上級者の方にもおすすめです。ぜひ挑戦してみてください。