ジーンズはカジュアルシーンはもちろん、着こなし方によっては上品なメンズコーデとしても活躍します。ジーンズの歴史は長く、昔から愛されているからこそ種類も様々。形や色、トップスとの組み合わせ方に悩んでいる方も多いはずです。今回は着こなし方からおすすめのメンズコーデについても紹介します。
ジーンズの着こなし方3つのルール
大人っぽいジーンズコーデを作るには、①上品な着こなし、②靴選び、③ロールアップの3点を意識しましょう。カジュアルなジーンズは基本的にどんなアイテムとも合う分、着こなし方によって個性がでます。
Contents
1. きれいめアイテムを合わせ上品に着こなす
おしゃれで大人っぽいジーンズコーデを作るためには、品の良さを意識するのがポイントです。上も下もダボっとしたカジュアルなアイテムをあわせると、幼稚な印象に見えてしまうので要注意。
例えばニットやシャツなどのトップス、きれいめなアウターなどを合わせるのがベターです。一方で最近ではリラックス感のあるコーディネートが流行っているので、ジーンズのシルエットによってはオーバーサイズのシャツと合わせるのもおしゃれです。
2. ジーンズに合った靴を選ぶ
コーディネートは足元から、と言われるようにジーンズコーデには靴選びも大切です。大人っぽく見せるなら革靴がおすすめ。靴以外がカジュアルでも、足元に革を入れるだけで引き締まった着こなしに仕上がります。
ジーンズのコーディネートによっては、スニーカーのようなカジュアルなものを合わせてもかっこいいですが、清潔感が大切です。スニーカーはどうしても汚れが目立ちがちですが、こまめにお手入れをして清潔さをキープしておきましょう。
3. くるぶしを見せて抜け感を出す
ジーンズをロールアップしてでくるぶしを出すと、軽快な印象に。春夏シーズンはもちろん、インディゴやブラック系の濃色ジーンズは重たく見えがちなので、裾を上げて抜け感を出すのがおすすめ。
もしくはくるぶしが見える丈のジーンズを選ぶのも良いでしょう。特に夏は爽やかな雰囲気を打ち出すためにも、非常に重要なジーンズ選びのポイントです。
メンズのジーンズ選びのポイント
ジーンズ選びにはカラーとシルエットに注目してみてください。季節やシーン、自分の体型によってぴったりのジーンズは人それぞれです。ぜひ試着をして自分に合う1本を見つけてみてください。
雰囲気や季節よって色が変わる
ジーンズにはデニムの素材感が強いブルーから落ち着いたブラックまで、濃淡によって雰囲気が変わります。基本的に明るく薄い色味はカジュアルで暖かい時期に、濃い色味は大人っぽい印象を与え寒い時期に着るのがベターです。冬に薄い色のデニムを履いていると季節感のないコーデと見られるので注意しましょう。
ジーンズでよく見かける◯◯ウォッシュって？
ジーンズのカラーには「ミディアムウォッシュ」や「ワンウォッシュ」など、◯◯ウォッシュという名称を目にした方も多いはず。こちらはジーンズごとの加工方法によって名称が変わり、自動洗浄機でどのくらい洗っているかを指す言葉。
縫製されたばかりのジーンズには、表面に糊剤や樹脂が付いておりこのまま洗濯するとすぐに色落ちしまいます。それを防ぐために50～80度のお湯で熱処理を行い、糊剤や樹脂を落とします。この加工によって生地が柔らかくなり着心地もアップします。
好みにあったジーンズのシルエットを選ぶ
ジーンズのシルエットにはいくつか種類があり、太ももから裾まで一直線の【ストレート】や全体的に幅が広い【ワイド】、太ももから裾に向かって細くなる【テーパード】、レトロファッションとして人気の裾の広がりが特徴的な【フレア】が代表格です。
ぴったりのサイズの選び方
主に4種類から選ぶことが多いジーンズですが、重要となるのが体型にあったサイズ感かどうか。ウエストのサイズだけでなく、太もものフィット感が重要なポイントです。
体型に合っていないジーンズを選ぶとシルエットが崩れたり履けなかったりと、せっかくの良いジーンズが台無しに。試着した際には座ったり立ったり歩いたりと、動きに対応しているかを見極めてみてください。
【カラー別】おすすめのメンズジーンズコーデ
ここからはカラー別のメンズジーンズコーデを紹介します。今回は定番の【ミディアムウォッシュ】、落ち着いた色味の【ダークウォッシュ】、ほぼ黒に近い【ワンウォッシュ】を選定。全て大人っぽいコーディネートにぴったりなので、ぜひチェックしてみてください。
1. ミディアムウォッシュジーンズのメンズコーデ
襟付きのシャツと合わせれば、カジュアルすぎない雰囲気の完成。ジーンズがワイドめであれば、少しトップスはタイトに押さえて、メリハリをつけるようにしましょう。
ウエストから裾までややゆとりのあるジーンズに、フード付きのスウェットを合わせたカジュアルなコーデ。トップスに明るい色を持ってくることで、雰囲気も明るくなり春らしい印象に仕上がります。
冬の寒い時期にはシンプルなタートルネックとカーディガンを合わせると、柔らかな印象に仕上がります。全体的に落ち着いた雰囲気になり、大人の余裕が垣間見えるコーディネートです。
2. ダークウォッシュのメンズジーンズコーデ
ダークウォッシュジーンズと似たネイビーカラーのニットをあわせ、落ち着いたカラーでまとめたコーデ。ニットの柔らかな印象とレザーシューズの高級感が相まると、おしゃれな雰囲気に仕上がります。
細身のラインでスタイリッシュなシルエットなので、ゆったりとしたショート丈のニットでスタイルアップ効果が狙えます。
3. ワンウォッシュのメンズジーンズコーデ
グレーのインナーに深いグリーンのアウターと、ワンウォッシュジーンズを合わせたコーデ。ジーンズは黒に近い濃色を置くことで、シックな雰囲気に仕上でています。全体的に暗めな配色ですが、スニーカーにベージュを合わせることで明るさも取り入れています。
ワンウォッシュのジーンズにベージュのトップスとオリーブのアウターと合わせた、カジュアル感が強いコーデです。ジーンズ以外をベーシックカラーやナチュラルなカラーでまとめることで、大人っぽさも演出しています。
メンズジーンズコーデの脱マンネリ
今回はメンズのジーンズコーデで押さえておきたいポイントやおすすめのコーディネートについて紹介しました。シルエットやカラーによって雰囲気が変わり、いくつかストックしておけば季節やシーンに合わせて着回せます。またすぐに傷む素材ではないので、長い間愛用できるのも嬉しいポイントです。
