デニムジャケットは定番アイテムの1つですが、着こなしが難しいと言われるアイテムの1つ。今回はデニムジャケットコーデをおしゃれに見せるのが難しい理由と上手に着こなす方法をご紹介します。春に着られることが多い一方で、羽織や防寒具として通年重宝するのでぜひチェックしてみてください。

デニムジャケットの着こなしが難しい理由

デニムジャケットの発祥は労働着。ワークウェアとして着られていたアイテムを、おしゃれ着として着こなすのは確かに難しいです。さらに古着に注目が集められている昨今、現代風っぽくないデニムジャケットも多く、なおさら着こなし難易度が上がっています。まずは具体的に着こなしが難しいと言われている理由について紹介します。

デニムジャケットコーデがマンネリ化しがち

デニムジャケットコーデの引き出しが少ないと、同じ組み合わせ方になってしまいマンネリ化しがちです。そして街ゆく人とコーデが被ってしまい”ダサい”という印象を持っている方も多いはずです。

差別化しにくいアイテムですが組み合わせ次第で他の人とは違うおしゃれなコーデが出来上がります。

時代遅れのイメージがある

デニムジャケットは古いイメージがあると考えている方もいます。デニム系のアイテムは古着屋さんに並ぶことが多く、このことからもひと昔前に流行っていました。

良い言い方をすればレトロですが、人によっては時代遅れと思っている方も一定数いるのがダサいと言われている要因と言えそうです。

色や着用する時期が難しい

デニムジャケットは春、秋、冬の3シーズンに対応しているアイテム。そのため冷房が効いているからとはいえ、夏に着るのは季節外れです。他にもデニムには明るいブルー系から濃いブルー系まであり、比較的暖かい時期には明るめ、涼しい時期には暗めの色を選ぶようにしましょう。

デニムジャケットをおしゃれに着こなすコツ

ダサいと思われることもあるデニムジャケットですが、おしゃれに着こなすコツを知っていれば他の人と被ることなく、そしてマンネリ化することもなくコーデを楽しめます。

ボトムスからコーディネートを組む

デニムジャケットコーデのポイントはボトムスです。一緒に合わせるパンツやスカートの素材や色、シルエットが全体的な印象に大きく影響します。

定番はダークトーンのスキニー。汎用性があり、”よく着る1着”の1つになっている方も多いはずです。細身のボトムスはきれいなシルエットがつくりやすく、少しオーバーサイズのものが多いデニムジャケットとの相性も良いです。

他にもパステルカラーのスラックスやイージーパンツなどを合わせて、淡い要素を入れるのもおしゃれ。他の友達と被ることも少なそうです。

デニムジャケットのインナーも大切

デニムジャケットが濃色の場合は、他のアイテムで軽さを出すのが大切です。白をベースとした明るい色を選べば明度が増して重たい印象がなくなります。

もしくは赤や緑などの原色を合わせることで、全体的なコーデのイメージがその原色というイメージを与えられるはず。腕まくりやパンツのロールアップで肌を見せて、軽やかさを出すのもポイントです。

特に難しい白のデニムジャケット

デニムと聞くとネイビーやブラックなどの暗めな色が一般的ですが、白のデニムジャケットも増えています。しかしスタイリングによっては子どもっぽく見えてしまうことがあります。

解決策として少しドレッシーな素材やアイテムを取り入れるのが、おしゃれに見せるポイントです。

おしゃれなデニムジャケットコーデ

続いては参考になるデニムジャケットコーデをご紹介します。組み合わせ方や色の合わせ方など、ポイントを押さえておけば簡単におしゃれコーデが完成します。

シックなオールブラックコーデ

濃色のデニムジャケットに同色のボトムスとレザーを合わせたコーディネート。オールデニムコーデですがレザーと合わせることでパキッと引き締まった雰囲気に仕上がります。インナーには白を入れて少し抜け感のある雰囲気に仕上げています。

チェックスカートを合わせてフェミニンな印象に

少し淡めなデニムジャケットと知的な雰囲気のあるチェックスカート、レザースリッポンを合わせればカジュアルでありながら知的な雰囲気に仕上がります。

かっこいい雰囲気のあるデニムジャケットですが、甘い要素を組み合わせることでレトロ可愛い印象に。

デニムonデニムのかっこかわいいコーデ

デニムジャケットにデニムパンツを合わせた、オールインワンコーデ。インナーに淡いピンクを合わせることで、無骨な雰囲気ではなく柔らか印象を与えてくれます。シティライクなおしゃれなコーデを作りたい方はぜひ真似してみてください。

デニムジャケット＝難しいを脱却しよう

デニムジャケットの特徴や難しいと言われている理由、おすすめのコーデについて紹介しました。オールインワンコーデやフェミニン要素を入れたコーデなど、意外とデニムジャケットコーデは幅が広いのが特徴です。ぜひチェックしてみてください。