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バックサテンとは?今更聞けない素材の特徴やおすすめアイテムをご紹介

既に定番生地として色々な商品に使われているバックサテンですが、
これがどんな生地でどんな特徴を持っているのか?は意外と知らずに着用されている方も多いのではないでしょうか?
今回はバックサテンの特徴やバックサテンならではの魅力、さらにおすすめ商品もご紹介します。

バックサテンとは?

サテン生地とは、、、織物の三原組織である「朱子(繻子)織」(しゅすおり)で織られた生地の事をいいます。
朱子織とは経糸と緯糸が交差する部分を少なくし、経または緯のどちらか片方の表に出る割合を
多くすることで、ザラつきの少ない滑らかな肌触りになるよう工夫した織り方です。

ミリタリーアイテムのような頑丈さが求められるアイテムに利用されることも多く、ムラ感があり、使い込んでいただくことでアタリも楽しめます。
そう言ったアイテムはカジュアルな印象を与えることが多いのでカジュアルなアイテムが好きな方は自ずと手にとっていることが多いアイテムです。
サテン、朱子(繻子)織はなめらかさやすべりの良さであったり、光沢や高級な感じが表現されているのは、表面に浮いている糸の部分が他の織物に比べて多いからと言えます。

サテンとバックサテンの違いとは?


サテンとバックサテンの違いについて疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
サテンといえばパーティードレスなどでも使われることが多い光沢感がある生地を思い浮かべる方も多いはず。

バックサテンとは裏朱子織で表面は光沢が控えめ、裏面はサテン織りで光沢が強く織られています
サテン織りの華やかな雰囲気と表のシックな雰囲気を併せ持つ生地で、表裏両面どちらも使えます。
用途によって表面、裏面を使い分けることで流通しているので幅広いシーンで活用されています。

間違われやすいサテンとシルクの違いとは?

シルクは、サテンと混同されがちですが、根本的な違いがあります。
シルクの原料は蚕の繭からとれる動物繊維であるのに対し、サテンの原料はこれといった決まりはありません。
サテンは朱子織りという織り方でできた布のことを指すため、シルクを使ってサテンを織ることも可能です。

バックサテンの特徴は長持ちしやすいこと

太い番手で織ると耐久性も高くなるため、ミリタリーウェアだけでなくバッグなどのアイテムまで幅広く使用されています。
サテン、はなめらかですべりが良く、光沢や高級な感じを受ける織物。
なめらかさやすべりの良さであったり、光沢や高級な感じが表現されているのは、表面に浮いている糸の部分が他の織物に比べて多いからと言えます。

バックサテンのアイテム

「バックサテンミリタリートラウザー」
quadroではバックサテンを使ったアイテムを展開しています。
ムラ糸を使用したバックサテンです。
製品洗いをすることで適度な柔らかさを出しました。
履き込むほどに味わいが増していく素材です。

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これからの季節に重宝するジャケットアイテム

「バックサテン起毛シャツジャケット」
サテン組織の裏側を表にすることにより、しなやかさをそのままに光沢感を抑え、よりカジュアルな印象の綿素材。
緯糸にムラ糸を使用する事で、洗い後の表情や独特のアタリ感が特徴です。

ネイビーカラーは落ち着いた印象を与えるとともに経年変化で着用を繰り返すことで色が抜けていき
風合いをより楽しめるアイテムです。

ゆるみのあるサイズ感と小ぶりな襟にしておりカジュアルな印象を引き立ててくれます。

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バックサテンを着て楽しもう

今回はバックサテンの特徴やおすすめの商品をご紹介しました。
品質が良く長く愛用できるため、1着は持っておくと重宝するはずです。
着用を重ねることで経年変化も楽しめるのでぜひチェックしてみてください。

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