COLUMN

モーターサイクルコートは寒い日に大活躍!話題の復刻アイテム

モーターサイクルコートは、ヴィンテージ特有の雰囲気と生地感が特徴のアイテム。長い歴史を持つアイテムですが、現代のメンズファッションにも馴染んでいます。今回はモーターサイクルコートの特徴やおしゃれに着こなすコツ、おすすめの商品をご紹介します。

モーターサイクルコートはフランス軍が起源

モーターサイクルコートとは、フランス軍が起源。オートバイに乗っている際に雨風を防げるような仕様になっています。厚手のコットンキャンバス生地を採用することが多く、着ていくうちにヴィンテージ感が深まり、味わいが出てくるのが特徴です。

半世紀以上も前から使われてきたモーターサイクルコートは、物資の運搬をする兵士や指令を伝達する人が着ていたと言われています。数多と種類のあるコートですが、最近の古着ブームから人気が再燃しています。おしゃれなブランドや感度の高い方々に親しまれています。

スタイリッシュでビジネスシーンでも羽織れるアウターとは別に、カジュアルな雰囲気も十分に引き立ててくれるのでプライベートシーンで大活躍するアイテムです。

モーターサイクルコートの特徴

シルエットはAラインが多くゆとりのある雰囲気ですが、ウエストベルトのおかげでメリハリのあるスタイルに仕上がります。ベルトの閉め方によって雰囲気がガラリと変わり、きつく締めるもよし、緩くアクセント程度に締めるもよし、ベルトを後ろに回し開けて羽織るもよし。

モーターサイクルコートの着こなし方


女性コーデに多いAラインのモーターサイクルコートですが、タフな素材感のおかげでダンディーな印象を与えてくれます。1枚でサマになり存在感のあるアイテムで、羽織るだけで絵になります。

またコーディネートを組みやすいのもモーターサイクルコートの特徴です。テーパードパンツのようなきれいめファッションはもちろん、ジーンズやイージーパンツなどのラフなアイテムとも相性抜群です。コーデのバランスに悩まず、羽織るだけで防寒かつおしゃれに決まります。

様々な高級ブランドやファッション感度の高い街である、フランスから生まれたモーターサイクルコート。そんなフランス発祥のコートなので、シルエットはもちろんですが所々にこだわりのポイントが詰め込まれています。

襟の大きさやボタンの配置、ベルトの位置などバランスを加味しながら作られています。ブランドによって少しずつ違いがあるものの、大元となっているフランス軍のモーターサイクルコートをサンプリングにしているブランドは現在も数多くあります。

モーターサイクルコートだけでは寒い?

モーターサイクコートにはウールやボアのような柔らかな肌触りでない分、温もりを感じられる素材とは言えないでしょう。しかし風や雨を通しにくい素材を使っているブランドが多く、着ていくうちにどんどん保温力が高まっていくアイテムです。

風が冷たい時には首元が冷えてしまうことがあるため、タートルネックやストールなどを使い首元を温めるのがおすすめです。

モーターサイクルコートの着こなし方

モーターサイクルコートは先述の通り、着こなし方によって印象がガラリと異なります。まずはコートの特徴を活かしたフロントボタン閉じてウエストベルトを絞り込んだ着方。裾幅の広いシューカットジーンズと合わせることで、印象的なシルエットを作れます。

インナーに多く着込んでもウエスト部分をキュッと締めることで、メリハリのあるコーデに仕上がります。

こちらは前開きにして羽織るスタイル。シャツとデニムというシンプルなコーデにも、モーターサイクルコートをラフに羽織ることで男らしい雰囲気に仕上がります。

前開きとして着る時はウエスト部分のベルトは後ろに巻いておきましょう。雑に巻くと後ろから見た時の印象があまり良くなく見えてしまったり、タイトに巻き付けてしまうと動きにくかったりします。ワンテールやバックフロント結びなど、結び方を調べて覚えておくのがおすすめです。

モーターサイクルコートはquadroでも展開しています。quadroでは腕周りが大きめに設計しているため、ワイドシルエットのインナーにも対応。丈はアクティブに動けるショート丈、袖はロールアップで着られるロング丈に仕上げています。

一方で大き目の衿型やウエストベルトは、元祖のモーターサイクルコートのディテールを忠実に再現。ヴィンテージ感がありながらも今どき感も取り込んだアイテムです。

モーターサイクルコートでヴィンテージを楽しもう

今回はモーターサイクルコートの魅力や歴史、おすすめの商品をご紹介しました。ヴィンテージ感がしっかりとありつつも、旬のトレンドアイテムとも相性が良く合わせやすいアイテムです。1枚でサマになるので気になる方はぜひチェックしてみてください。

COLUMN RANKING