暑い日やアウトドアのときなどに重宝するノースリーブ。メンズアイテムの1つでおしゃれで無骨な印象を与えます。本記事ではメンズのおしゃれノースリーブの特徴やタンクトップとの違い、着こなし方について詳しく紹介します。
ノースリーブとタンクトップの違い
ノースリーブとは広義で、袖がない衣類全体を意味します。秋冬はインナーとして、夏の暑い時期は1枚で着られるアイテムです。1年を通して着回せるため、着こなし方が広いのが特徴です。ちなみに”ノースリーブ（no sleeve）”は、服の袖を指す”スリーブ（sleeve）”にnoを加えた和製英語。正しくは”sleeveless（スリーブレス）”と呼ばれています。
一方の”タンクトップ”はノースリーブの1つですが、襟元が大きめに開いた袖なしの衣類を指します。ワンピースタイプの水着、タンクスーツの形状に似ていることからこの名前で呼ばれています。
Contents
タンクトップの種類
実はノースリーブには裾の形ごとに種類があり、ラウンド型とストレート型の2種類に大きく分かれています。ラウンド型は裾が緩やかなカーブを描いており、カジュアルでデザイン性が高いの特徴です。レイヤードスタイルやアクセントとして着られるアイテムです。
1枚でもサマになるので、夏のTシャツコーデの1つとして重宝します。こなれ感のあるおしゃれコーデを作りたい方はぜひチェックしてみてください。
一方のストレート型は、裾がまっすぐにデザインされた一般的なノースリーブです。ブランドの多くがこの形の商品を展開しており、ファッションブランドはもちろんですがスポーツブランドからも販売されています。シンプルなのでいろいろなコーデのインナーに使いやすいのが特徴です。
おしゃれに着こなせるノースリーブの選び方
ノースリーブを着こなすためにはいくつか選び方のポイントがあります。素材や形、襟元のサイズ感など自分にフィットしているか、事前に試着して購入するのがおすすめです。
ノースリーブの生地の素材が良いか
ノースリーブの素材はいくつかあり、肌触りの優しいコットン性のものは吸水性が高く、汗をたくさんかくスポーツのシーンにはポリウレタンが配合されたものがおすすめ。日常的に着る際には繊維が丈夫だったり毛羽立ちが少なかったりすると洗濯しても長持ちしやすく、肌への摩擦が減るので着心地が快適です。
また、素材と合わせてチェックしておきたいのが生地の薄さ。肌にフィットする薄手のノースリーブは肌着に見えるため1枚で着る時には要注意です。透けにくく、ある程度厚手のものを選ぶのがおすすめです。
フィット感がちょうど良いか
ノースリーブはデザインによってサイズ感が変わるので、シーンや目的に合わせてベストなものを選ぶのがベター。日常的に使う際には余裕のあるシルエットのものを選ぶと、こなれ感のあるおしゃれな雰囲気になります。一方でスポーツタイプやワイルド感を出したい方は、タイトなものやリブ編みタイプのノースリーブを選べばボディラインが綺麗に出ます。
そして丈の長さも確かめておきたいポイントです。ジャケットやシャツのインナーとして使う場合には、お尻に少しかかるくらいの長さであれば野暮ったく見えずおしゃれに着こなせます。
一方レイヤードスタイルやアクセントとして楽しみたい場合は、ロング丈のノースリーブがおすすめ。差し色アイテムとしてコーデに投入することで華やかさがプラスされ、コーデのマンネリ化を防げます。
襟元は鎖骨が見える程度がベター
ノースリーブをおしゃれに着こなすためには、襟元の広さも要チェック。襟元が広いものはワイルドな印象になりますが、広すぎると露出が多く下品な印象を与えてしまいかねません。落ち着いた大人な雰囲気を出したい時は、鎖骨が見える程度の襟元の広さに抑えるようにしましょう。
メンズのおしゃれノースリーブコーデ
おしゃれメンズにおすすめのノースリーブコーデをご紹介します。1枚で着るもよし、インナーとして着るもよし、1年を通して様々なシーンで使えるので、1枚は持っておきたい商品です。
ノースリーブ1本のシンプルなメンズコーデ
まずはシンプルなノースリーブコーデです。同系色にまとめることでスタイリッシュな雰囲気が生まれ、肩から下の露出があるコーデでありながらもすっきりとした印象を与えます。
シャツを羽織った王道コーデ
タンクトップを見せつつも爽やかな印象を与えてくれるのが、シャツを羽織ったコーデ。ライトブルー×ホワイト×グレーは、どんなシーンでも失敗のない色の組み合わせです。もちろん暑くなれば羽織を脱げるので、冷房が効いている場所と外で動く時間がある日のコーディネートにおすすめ。
柄シャツで個性が出るノースリーブコーデ
柄シャツのインナーとして合わせるのもおすすめです。柄シャツをトップスとして着る際はボタンを全て閉めますが、インナーとしてタンクトップを入れておくことで柄の主張が和らぎ、少し落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ノースリーブをチラ見せするメンズコーデ
シャツのインナーにしつつ、ボタンをあえて多くあけることで涼しげでダンディーな雰囲気を兼ね備えたコーデ。インナーにノースリーブを入れておくことで、露出すぎずに大人っぽい雰囲気を与えてくれます。
夏のメンズコーデにはノースリーブを使いこなそう
本記事ではメンズにおすすめのおしゃれなノースリーブコーデをご紹介しました。ノースリーブ1枚で着るのはもちろん、インナーとして重宝するので1年を通して持っておいて損のないアイテム。汎用性が高くお気に入りの1枚を見つけたらヘビロテしてしまうはずです。
